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生きながら火に焼かれて
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    スアド著  松本百合子訳  ソニー・マガジン  定価1680円 程度=帯無、程度A 売価800円

    妻も娘も、その家の男性家長(父)の支配下に完全に従わされる。人権はおろか、人格も、自由時間も、自由な発想も持ってはいけない社会。結婚前に男性と目さえあわせてはいけない、性交渉などとんでもないところで、スアドは結婚前に妊娠してしまった。相手は、結婚を父に申し込んできた男性だったから、結婚できるものと思い、要求に応じないと捨てられるとも思い、応じた結果、妊娠した。
    そして、一家の恥だとして、頭から油をかけられ、火をつけられて、殺されそうになった。それを「名誉の殺人」といって、誰もどうにも出来ないのだという。家族から逃げる為に、刑務所から出て行かない娘もいるという。今も年に6千人もの女性が、「名誉の殺人」にあっているという。
    | 小説・エッセイ | 21:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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